安藤昭一朗 先生らの論文がNeurology Genetics誌に掲載されました．

“Chocolate Chip Sign” on Susceptibility-Weighted Imaging

HTRA1関連脳症血管病を，遺伝子検査を行わずに，MRI画像で診断するのは困難とされてきました．

今回，HTRA1関連脳症血管病と他の脳症血管病を，脳MRIのSWI（susceptibility-weighted imaging）を用いることで，判別できる可能性を示しました．
HTRA1関連脳症血管病では，中脳水道周囲のSWI低信号（Chocolate Chip Sign）の数が優位に多く，またこの所見は7TMRIの解析では静脈の拡張を示していることを明らかにしました．

脳研究所ホームページでも紹介されています．

HTRA1関連脳小血管病における新たな頭部MRI所見として「Chocolate Chip Sign」を同定

大変おめでとうございます．