畠山祐樹 先生の論文が掲載されました!
2024年12月22日 脳神経内科だより
畠山祐樹 先生の論文が European Journal of Nuclear Medicine and Molecular Imaging誌(IF 8.6)に掲載されました.統合脳機能研究センターと共同での報告です.
A case of cerebral amyloid angiopathy with ipsilateral tau and contralateral amyloid PET uptake related to cadaveric dura mater implanted in childhood
(Hatakeyama Y1, Kimura AM2, contributed equally)1 脳神経内科学分野 2 統合脳機能研究センター
幼少期に硬膜移植の既往があり,脳出血で発症した,脳アミロイド血管症の1例を経験しました.アミロイドPETでは移植の対側にアミロイド蓄積を認めた一方で,タウPETでは移植と同側にタウの蓄積を認めました.アミロイドとタウで,伝播様式が異なる可能性を示唆している点で,大変重要な報告です.
畠山祐樹 先生は経験した本症例を,2023年3月に神経学会地方会で発表し,2024年12月に論文に受理されました.大変おめでとうございます!
(図は Hatakeyama Y, Kimura AM, et al., Eur J Nucl Med Mol Imaging. 2024 より)