小野寺理 先生が臨床神経学の編集委員長に就任しました

2021年06月02日 脳神経内科だより

今月号から,小野寺が臨床神経学の編集委員長を拝命しました.臨床神経学の初代編集長は,当科の初代教授の椿忠雄 先生です.椿先生の,当時の本誌に対するお言葉を拝見しますと,症例報告にこだわった雑誌をつくるという思いが伝わってきます.一例に学び,それを共有していくという姿勢,これが本誌の使命と考えています.症例報告が出来るということは,その症例について,向き合って,深く考えたという証です.その記録を残す行為は,医療の公共性を顧みると,極めて重要な行為だと思います.記憶だけでは無く,記録に残す重要性を,一人一人が顧み,症例報告をしてもらいたいと思います.症例に立脚した考察の重要性は,今も薄れていないと考えています(小野寺 記載).

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