PARK2遺伝子変異の特徴を報告しました

2021年02月15日 脳神経内科だより

PARK2遺伝子変異による常染色体劣性若年性パーキンソニズム(ARJP)は、本邦に おける遺伝性パーキンソン病のなかで、最も多い疾患です.今回,脳研究所病理学教室 清家尚彦 先生(現 神戸大学)と当科横関明男 先生2人を筆頭著者として,臨床,遺伝子型,病理所見の検討が報告されました.

Genetic Variations and Neuropathologic Features of Patients With PRKN Mutations

当教室の先輩の石川厚 先生が,数十年にわたり,すべての患者さんを丹念に診察して得た情報がなせる報告です.臨床医として,”疾患”のみならず,”病い”にも向き合って得られるものがあることを教えられる報告だと思います.

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