神経難病ポリグルタミン病の新しい治療薬候補を発見
2020年06月05日 脳神経内科だより
L-アルギニンがポリグルタミン病の有力な治療薬候補化合物であることを見出しました.
新潟大学脳研究所脳神経内科学分野の小野寺理 教授は,大阪大学大学院医学系研究科 永井義隆 寄附講座教授(神経難病認知症探索治療学)の研究グループ, 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所 同疾病研究第四部 皆川栄子 研究員,ポピエルヘレナ明子 研究員(現・東京医科大学)との共同研究で,L- アルギニンがポリグルタミン病の有力な治療薬候補化合物であるこ とを見出しました.本成果に基づき, 本年度AMEDでの医師主導治験を計画しています.
https://www.amed.go.jp/koubo/01/05/0105C_00029.html
本研究成果は,英国科学誌「Brain」(オンライン)に,5月22日(金)に公開されました.
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大阪大学リンク https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2020/20200527_1
AMEDリンク https://www.amed.go.jp/news/release_20200527.html