脳梗塞の一病型BADの診断バイオマーカーPTX3の報告が掲載号のEditorialsで取り上げられます．

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/ene.14292

炎症性蛋白質の一つであるペントラキシン３（PTX3）が，脳梗塞の病型の一つであるBADでは超急性期に高値となり，ラクナ梗塞とBADを早期に鑑別できることを報告しました．

https://www.bri.niigata-u.ac.jp/result/neurology/001322.html

BAD例は，一般的な動脈硬化の指標の関係がなかったことから，PTX3は動脈硬化のためではなく，微細な動脈硬化の進行を反映する早期症状増悪のマーカーとして紹介されています．