神経内科を目指す方へ、内科専門医獲得の情報

2018年01月09日 お知らせ

将来神経内科を目指している学生さんや初期研修医の皆さんへ
神経内科を先行する場合の専門医に関しては、下記のリンクを参考にして下さい。

重要な箇所について下記に抜粋します
 
2)必要な経験疾患群
内科領域全体は70の疾患群(ログ)に分けられています。
このうちの8割に相当する56疾患群から少なくとも1例を経験することが内科専門医の修了要件となります(ただし各領域において半数以上の疾患群、例えば消化器の9領域については5領域以上、を経験する必要があります)。このうち9疾患群は神経です。従って、残りの神経以外の61疾患群のうち、47疾患群を経験すれば大丈夫です。
 
3)初期研修からの症例取り込み
もうひとつの内科専門医の修了要件は160例の症例経験です。この半数にあたる80例を初期研修から取り込めます。従って、例えば、初期研修のうちに47疾患群すべてを経験すれば、それで、神経内科以外の内科の修了要件を満たします。初期研修のうちになるべくvarietyに富んだ内科症例を経験し、かつそれを記録しておけば、卒後3年目以降早期に神経専門研修に重点を置いた研修を行うことが可能です。
つまり神経以外の61疾患群のうち、47疾患群を経験すればよく、80例を初期研修からの取り込めるので、初期研修のうちに、この47疾患群すべての症例を経験すれば、それで、神経内科以外の内科の修了要件を満たします(他の内科での研修が不用です)。
 
細目として下記に留意してください
・各疾患は主病名として経験しなくてはいけない。
・到達レベル(A-C)は問わない。つまり、例えばある疾患群のなかで、レベルBまたはCの1症例しか経験していなくても、その疾患群は経験したとみなされる
 
心配な点や、足りない点などがあればいつでもお尋ねください

 
新専門医制度で必要な疾患の概要や規則は、こちらを参照下さい。
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